Python学習レッスン 初心者用備忘録01
学んできた基本的な事を備忘録として残しておきます。皆さんの参考になれば幸いです。
文字列
「print」を用いると文字を出力(表示)
1print('Hello World')
出力結果
Hello World
文字列はシングルクォーテーション「’」またはダブルクォーテーション「”」で囲む必要があります。
※コード内にはコメントを書くことが可能。行頭に「#」を書くことで行末までコメントとみなされる。コメントはコードが実行されるときにすべて無視されるので、コードに関するメモなどを残しておくことが可能。
1#この行はコメントです。
数値
数値は文字列と違って、クォーテーションで囲む必要はありません。
1print(3)
2print(3 + 4)
3print(7 - 3)
出力結果
3
7
4
文字列と数値の違い
1print(3 + 4)
2print('3 + 4')
出力結果
7 ← 数値の足し算の結果になる
3 + 4 ←「3 + 4」と言う文字列になる
変数の定義
変数は「変数名 = 値」で定義。変数名はクォーテーションで囲む必要はなし。プログラミングの「=」は「等しい」という意味ではなく「右辺を左辺に代入する」という意味。
1name = 'Hansoku'
2number = 10
3print(name)
4print('name')
出力結果
Hansoku ← 変数「name」の値
name ← 「name」と言う文字列
変数名の付け方
変数名は自由につけることができますが、守らなければいけないルール(例:変数名の頭文字を数字にすることはできない。など)があります。
また、「user_name」のように2語以上の変数名を使うときは、単語と単語の間を _ (アンダーバー)で区切ります。
date:◎英単語を用いる
user_name:◎2語以上の場合はアンダーバーで区切る
1name:×数字開始
変数を使う意義
データに名前をつけることで、扱っているデータの中身が何を表しているのかが明確になります。その結果、コードがより読みやすくなります。
1banana_count = 5
2banana_price = 100
3total_price = banana_count * banana_price
4print(total_price) #結果 500
出力結果
500
文字列の連結
数値の計算で用いた「+」記号は、計算だけでなく文字列の連結も行うことが可能。他にも、「変数と文字列の連結」、「変数同士の連結」をすることができます。
1print('Hello' + 'Python')
2
3name = 'Hansoku'
4print( 'My name is' + name)
出力結果
Hello Python
My name is Hansoku
データ型
「文字列」や「数値」という言葉で値の種類を確認してきましたが、次からは「データ型」と呼ばれ、さまざまなデータの種類が存在。まずは「文字列型」と、数値のデータ型である「数値型」を残しておきます。
‘Hello Python’ ← 文字列型
3 ← 数値型
データ型の違い
print(5 + 3) ←数値の計算
#結果:8
print(‘5’ + ‘3’) ←文字列の連結
#結果:53
型変換 str
データ型の異なる文字列型と数値型を連結するとエラーが起きてしまいます。しかし、数値型を文字列型に変換すると、文字列同士の連結として扱われるようになるため、連結ができるようになります。
このようにデータ型を変えることを「型変換」といいます。数値型を文字列型に変換するには「str」を用います。
1price = 100
2print('ばななの価格は' + price +'円です。')
出力結果→エラーが出ます。
1price = 100
2print('ばななの価格は' + str(price) +'円です。')
出力結果
ばななの価格は100円です。
型変換 int
上記とは反対に、文字列型を数値型に変換したい場合には「int」を用います。
1count = '3'
2price = 100
3total_price = price * int(count)
4print (total_price)
出力結果
300
数値型から文字列型に変換する時 → str
文字列型から数値型に変換する時 → int
if文 条件分岐
if文を用いると「もし○○ならば☓☓を行う」という条件分岐が可能になります。ifの後に条件式を指定しその条件が成り立つときに実行する処理を次の行に書きます。
条件式の中では、2つの値を比較するための記号「比較演算子」がよく使われます。if文の条件部分は「if 条件式 :」のように書きます。
X == Y 左右の値が等しい時に成り立つ
X != Y 左右の値が等しくない時に成り立つ
1score = 100
2if score == 100:
3 print('よくできました!')
※printの前は半角スペース4つ分
出力結果
よくできました!
インデント
if文の条件式が成立した時の処理を書くときには、インデント(字下げ)をします。
処理がif文の中にあるかどうかはインデントによって判別されます。
条件が成立したときにif文の中の処理が実行されます。Pythonではコードの見た目(インデント)がそのままプログラムの動作に影響するのでインデントには気を付ける。
1score = 50
2if score == 100:
3 print('よくできました!')
4 print('次も頑張りましょう!')
出力結果
「 」数値が等しくないので何も表示されない。
真偽値とは?
真偽値を扱うデータ型、「真偽値型」には「True」と「False」という2つの値が存在します。比較演算子を用いた条件式の部分が、成り立つときは「True」、成り立たないときは「False」となります。「True」と「False」のそれぞれの頭文字は大文字なので注意。
1print(3 == 3)
2print(3 == 5)
出力結果
True
False
比較演算子(<,<=,>,>=)
比較演算子には、==と!=といった値の等しさを比較する記号以外に、値の大小を比較する記号が存在します。
数学でも用いられる<, >という大小比較の記号です。「x > y」はxがyより大きければTrue, 小さければFalseを返します。「x < y」はその逆になります。また数学で同様に用いる≧, ≦という記号(以上や以下を表します)は、>=, <=と記述します。
X < Y xがyより小さい時「True」
X <= Y xがyより小さいまたは等しい時「True」
X > Y xがyより大きい時「True」
X >= Y xがyより大きいまたは等しい時「True」
else
if文に「else」を組み合わせることで「もし○○ならば☓☓を行う、そうでなければ△△を行う」という条件分岐ができるようになります。
if文の条件がFalseのとき、elseの処理が実行されます。
score = 50
if score == 100:
print('よくできました!')
else:
print('頑張りましょう!')
出力結果
頑張りましょう!
elif
if文で、条件が成り立たなかった場合を複数定義したい場合は、「elif」を用います。
elifを用いると、「もし○○ならばxxを行う、△△ならば▲▲を行う、そうでなければ□□を行う」という処理ができるようになります。
score = 70
if score == 100:
print('よくできました!')
elif score >= 60:
print('まずまずです')
else:
print('頑張りましょう!')
出力結果
まずまずです
elifはいくつでも書くことができますが、上から順に条件が成り立つか判断され、最初に条件に合致した部分の処理だけが行われます。
score = 50
if score == 100:
print('よくできました!')
elif score <= 40:
print('かなり頑張ろう')
elif score >= 50:
print('まだまだ')
else:
print('頑張りましょう!')
出力結果
まだまだ
ひとまず今回はここまでです。参考になれば嬉しいです。引き続き備忘録として残していきたいと思います。